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体験記

体験記_医学部
医学部

横浜市立大学医学部現役合格、在学中。
他に、日本医科、慈恵医大等合格。

体験記_横浜市立大学医学部現役 英語の土台を作る勉強法は有効
英語の土台を作る勉強法は有効

自分の受験時代を振り返りつつこの文を書こうと思います。

自分は高2の2月に別の塾の進捗に追いつけず、
その塾をやめて先生のもとで勉強を始めました。
振り返ってみて、
塾を2月にやめたときは自分の英語力に限界を感じていて、
英語で点数は取れないので、
英語以外の科目で合格点をいかに取るかを考えていました。
先生のもとで勉強を始めた当初は、
最後のあがきと思い授業を受けていました。

最初の頃は過去問の長文を使って、対話形式で精読をしました。
問題を解く使い方はしませんでした。
それから、興味を引く内容で実力に合った英文を
いろいろな教材から先生が選択して精読をしました。
その後、夏までは英文の原書(単語の幅を広げるために2種類)を
逐語訳していきました。
家ではその予習復習に加えて音読し、
さらに、授業で使った動画の視聴をしていました。
 
英文の原書(2種類)を逐語訳していった授業のやり方を書きます。
原書を英英辞典までさかのぼり、
わからない言葉を理解できるまで調べて翻訳していく作業は
単調で労力がかかる大変な作業で、
かなり辛く、英語力の上昇はあまり感じられませんでした。
慣れない英英辞典で調べていくのはなかなか骨が折れる作業でした。
調べて出てきた辞書の例文を書きだして
さらにこれについて分析すると、
1日半ページも進まない日もあって、
かなり精神的にも厳しかったです。

夏以降は原書の訳と並行しつつ、
授業で過去問の演習をしました。
横浜市立大学の英語は全て記述で、説明問題が多いです。
記述問題には文章中に必ず答えの根拠があるので、
勘ではなく出題者が用意した答えの根拠を
論理的にどう見つけるかを授業でやりました。
センターが近くなれば過去問演習をセンターのものに切り替えました。
原書の訳は最後までやっていたように思います。
自分の英語力が上がったと実感しだしたのはおそらく夏以降、
過去問やセンターを解きだしてみて、
以前より読むスピードが上がって、
英文の理解ができるようになったからだと思います。

結果は、1年前に解いたセンターが130点ぐらいから
178点まで上がりました。
二次試験は長文問題をそれなりに読み切れたと思います。
自分の中での英語の学力の認識は
少し足を引っ張るぐらいだろうというところまで
成績を上げられたと思います。
自分としては先生の英語の土台を作る勉強法は有効であると思いました。
 
自分としてこの勉強法を振り返ってみてよかったと思う点をあげていこうと思います。

一番はやはり読むことへの抵抗感が薄れたことだと思います。
週1回でしたが、しっかりと読み込む時間をとれたことは
よかったと思います。
原書の翻訳の中で、英英辞書に触れることも
とてもよかったと思います。
普段の勉強法では触れることのない、
英語圏で例文とされる文に英英辞典を使って触れ、
その内容を理解するので、綺麗な文を読む機会になり、
よかったと思います。
また、原書翻訳の中で文脈に応じて多角的に単語をとらえることができ、
単語の核となる意味をつかめたので、日本語に訳す際の幅が広がったと思います。

加えて、過去問の演習中も、並行して訳をできたのもよかったと思います。
過去問演習で問題を解けるようには確かになりますが、
根本的に英語ができるようにはならなかったので、
最後まで訳の時間をとり、実力を上げる勉強ができてよかったと思います。

現在、医学部の授業ではあまり英語には触れていませんが、
時々読む英語の論文は受験生当時読んでいたものよりは、
固有名詞(専門用語)は難しいですが、文法などは簡単で、
単語を調べながら読んでいます。
まだまだですが、何とかついていけています。

英語が苦手な人にとっては、
時間をかけて長文に向き合うのはかなり精神的苦痛で、
なんでやっているのか自問自答する機会も多いと思います。
なかなか成長が見えづらく、不安になることも多いと思います。

ただ、受験生のときに英語を読むことに慣れれば、
将来により幅を持つことができますし、
小手先の受験で終わらない糧となると思います。
よく言われる話ですが、
受験科目としての英語は続けていくことで
少しずつ向上していく難しい科目です。
続ければ続けるほど伸びる科目ではあると思います。
先生に相談すれば、ごまかさずに方向性を示してくれるので、
頑張って最後までぜひやりきってください。


体験記  

 

5浪後、医学部合格。

体験記_5浪後、医学部 私も大人になったら先生のような人になりたい
私も大人になったら先生のような人になりたい

私が医学部に合格するなんて、
今の自分ですら夢のように感じていますが、
高校生のころの自分は夢にも思いませんでした。

父が医師をしている家庭で育った私は
なんとなく医師になれたらいいなくらいの考えでいました。
そのため勉強をすることに対する意味を見つけられずに、
部活ばかりに励んでいました。
高校2年生の前期の通知表は
5段階評価の11科目中4科目が評価1であり、
周りからは学年で一番頭の悪い人というレッテルを貼られていました。
そのころの私は勉強に関して開き直っており、
別にそのレッテルが嫌とは思っていませんでした。
かなり力を注いでいた陸上競技も、
県大会の決勝に出たときに周りの圧倒的な力の差を見せつけられ、
今は心の底から楽しいと思ってやっている陸上競技も
将来自分の役には全く立たないと思い知り、
3年から真面目に受験勉強に取り組みました。

このころは陸上部であれほど辛い練習をしていたのだから
勉強なんて椅子に座っていられる分、
楽だくらいに考えでいました。
それは大きな間違いでした。
勉強は体を使う陸上競技とは異なり、
全く違う体力を使うものであることに気づきました。
今まで使っていなかった体の部分を使うような感覚を
常に味わっていなければならないため、
長時間勉強をすることができませんでした。

それも次第に慣れ、
理数学の偏差値が60を超えてきたころ、
英語の壁にぶつかりました。
他の科目が伸びているのに英語だけ伸びないことに苛立ち、
他の科目の勉強だけをするという
負のスパイラルに当時は陥っていました。
2浪目の夏になっても河合の英語偏差値は40くらいでした。

その後、英語のよい先生に恵まれました。
合格まで、この先生に英語全般を見てもらいました。
それまで、長文読解が特に弱かったので、
英語の勉強時間に音読を取り入れました。
これにより、ほんの少しずつではありますが点数は伸びていきました。

もちろんその先生には英語の知識や読むときの感覚の話など、
たくさんためになることを教わりました。
生徒としてこの事にも感謝しているのですが、
5年も続いた受験勉強の中で私が続けてこられたのには、
この先生の存在がかなり大きなものでした。

私は英語の先生が作ってくれた勉強の全体像や
方向がはっきり見える道の上を歩いているような感覚になっていたので、
不安や焦りを感じることはほとんどありませんでした。
私が何かにつまずいたとき、
自分の過去の経験を例に挙げ話してくれる話は
なぜか心にストンと落ちるものがあり、
そのたびに大丈夫と思えました。
ただ励ますような言葉を並べるより、
こういった話の方が救われることを知りました。
私も大人になったらこういう人になりたいです。
そのためにはもう少し経験を積まないとかなと思います。
その人の言葉の重みとか信頼感は、
経験や実績の中で生まれるものだとそのときに感じたからです。

最後に言いたいことは、夢は諦めなければ叶うということです。
今までいろいろな所で言われてきた台詞ではありますが、
今の私ならこの言葉を重さや深さを持って、
他人に伝えることができると思います。


体験記
 
体験記_歯学部
歯学部
 

多浪経験後、歯学部在学中。

体験記 多浪経験後、歯学部 知的好奇心を呼び覚ましてくれました
知的好奇心を呼び覚ましてくれました

私は親族の多くが医師の家庭に育ちました。
私自身、物心がついたころから
ずっと医師になって多くの患者さんのために働こうと
思い続けてきました。
 
しかし、実際の医学部受験の際に力及ばず、
何年も浪人生活を送ることになりました。
先の見えない不安の中、
医学部受験を今年で最後にしないと
精神的にもう持たない状態になってしまいました。
この最後の年の初春、先生に出会いました。

3月後半か4月頃、
先生から教わり始めたばかりなのに、
私は家出に近い状態で旅に出ました。

先生にも無断で、帰ってきてから連絡しました。
私の話を聞いた先生からは、
萎縮してしまった知的好奇心を呼び覚まそうと提案され、
受験参考書や問題集とは違う本を使って指導を受けました。
参考までにご紹介します。

・English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook
: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English 
Raymond Murphy  (著)

・Word by Word Picture Dictionary (2E) Picture Dictionary 
Steven J. Molinsky  , Bill Bliss (著)

・Barron's IELTS 

長文読解や英作文でIELTS用の教材を利用しました。
私が英国の文化や歴史に興味を持っていたことや、
偏差値に疲れていたので、純粋に到達度を知る手段として、
IELTSを薦められました。

また、リスニング・スピーキングが受験科目にはなかったのですが、
そんな表面的なことではなく、楽しもうということで、

・Kahn academy

Kahn academyの動画は秋以降も
実験を扱った内容の長文過去問をやった際に、
それと関連する動画を観ました。

・YOU TUBE上にアップされている英語の動画。例えば、Saturday Night Live
・TED スクリプトの全文解釈と和訳を授業でしてから観ました。
・Democracy Now! 

ネイティブ向けの番組です。
先生からはネイティブにとっても早口の英語で、
しかもニュースの背景を知らないとネイティブでも分からないから、
全然聞き取れない、わからなくてもOKと励まされ、
気分だけで英国関連のニュースを観ました。
たまに単語が聞き取れるとうれしかったです。

・How To Stop Worrying And Start Living   Dale Carnegie (著) 

いくつかの原書の抜粋を試した後、
内容的に私のためになるだろうと、
完全対話型の授業で精読しました。

・パナソニック SL-ES1-W [CD語学学習機 ]

自分の口から出る英語を初めて録音して聞く機会となりました。

あとから、実は、こうした学習が受験に直結することも知るのですが、
私は英語の学習を純粋に楽しいと感じるようになっていました。
受験に向けた勉強の傍ら、
テクニックなどは関係ない英語そのものを一から学べたことで
私は自分が世界につながっているイメージを
常に意識するようになりました。
世界と私の確かなつながりを意識することで、
「ここ以外にも世界があって
人々が自分とは別の環境で精いっぱい生きている」と感じられ、
それが私をわずかながらも支えてくれました。 

そうしたさなか、海外から来る多くの外国人の中に
日本の医療を受けたいと考える人々がいることを知りました。

その後、最終的に私は都内の歯学部に特待生として入学し、
勉学に励む毎日を送り始めました。
そして、現在の私は医科、歯科両方の分野で
グローバルな視点に立った医療法人経営を
行いたいと考えるようになりました。
具体的には、日本人に加え
海外からの患者を対象としたクリニックを開設し、
国境を越えた幅広い患者のニーズに応じた医療を
提供していきたいと考えています。
さらに海外に展開することもありうると考えています。

このような考えに至ったのも、
英語を学び続け可能性が広がったためです。
今、大学の私の周囲には、
将来欧州に渡ることを視野に短期留学に向けて勉強を続ける友人や、
海外から日本の歯科医療を学びに来た友人が集まっています。
彼らとの会話は当然グローバルな話題が多く、
文化、経済、医療など多岐にわたり、毎日が刺激的です。

近年は海外の大学に進学する人も出始めています。
英語を使えるということは、
海外で学び、生活することが容易になるということです。
選択肢が日本だけの場合と比べて、将来の可能性は無限に広がります。
日本の若い人がますます世界に興味、関心を抱き、
羽ばたいて行けばこの国はもっと伸びていくと思います。


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4浪後、歯学部在学中。

体験記_4浪後、歯学部 今後も連絡を取り合いたい
今後も連絡を取り合いたい。

浪人を振り返ってみて、
これは私自身の浪人経験から感じた内容です。

自分は4年、医学部受験のために浪人しました。
結果としては地元の歯学部に通うことになりましたが、
今では浪人のころの経験はとても大切なものだと思っています。
正直なところ歯学部で妥協したのも否めません。
後悔がないわけでもありません。
大学3年生になった今でも医学部の成功記を見かけると
胸を締め付けられることもありますし、
その反発力を利用して頑張る!
ということにもつながってはいきません。

歯学部という人生を選んで初めて、
“医学部以外”の世界の広さに気がつくことができました。
「恋は盲目」という言葉がありますが、
浪人していると意識が受験そのものに持っていかれるため、
自分がいま具体的に何を目指しているのか、
分からなくなってしまう時があると思います。
そうして浪人を重ねるたび、
具体的どころか何のために勉強しているのか
分からなくなってしまう。

自分は両親が医者で、
幼い頃から自分は医者になるんだと育ってきたこともあり、
医学部以外の道は一切考えていませんでした。
それもあいまって医学部以外の進路を提示されても
一切興味も示さず頑なに拒んでいました。

浪人生活を繰り返すこと3年。その後、先生と出会いました。

当時は自分のことを見透かされて、
不安でしんどくて嫌だなと思う時もありましたが、
先生は勉強の合間にいろいろな話をしてくださり、
自分の性格や経験を汲み取って良い方向へ
自然と持っていこうとしてくれているように感じました。

自分のことを助けてくれようとしていたのが、
今では痛いほどわかります。
当時も分かってはいましたが!
ここはオフレコで(汗) 

自分が何のために勉強しているのか分からなくなった時に
支えてくれる存在や環境はとても大切であり、
自分にとってはそれが先生でした。

先生は医学部受験にとらわれない考え方で
勉強を教えているため、物事を多面的に考える習慣がつき
要点をつかむコツを教えてくださいました。
これらのことは歯学部での勉強で活かされています。

浪人時代、様々な人と会ってきました。
浪人生でかなり滅入っていた自分の目には、
どの人も色合いがなかったのですが、
先生のおかげで少しずつ変わり、
今の自分があるように思えます。
これからは塾講師-生徒の関係ではなく、
一人の医療人として先生と連絡を取り合っていきたい。
そう思える人です。


体験記
 
(お断り)
元教え子のプライバシーを
おびやかすことをしたくないため、 
氏名を伏せました。 
また、歯学部は小規模なことや、 
現役生ならともかく
多浪経験者は人数が絞られることから、 
該当者の学校名を伏せました。 
指導開始後、良き先輩として
紹介する機会があるかと思います。 
なお、体験記執筆にあたり、
利益相反になるため、
バイト代等いかなる名目でも
筆者に金銭を渡していません。 
ここに、感謝の意を表します。