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自責思考に疲れたあなたへ

こんにちは。今日は「自責思考に疲れたあなたへ」というテーマでお話しします。

私たちは日々の生活の中で、自分を責めることが多いと感じることがあります。

特に真面目な人ほど、自責の念に駆られやすい傾向があります。

このような思考パターンが続くと、心身の健康に悪影響を及ぼすことがあります。

この記事では、自責思考を減らし、心の負担を軽減する方法についてお伝えします。

ユウキ

僕もとにかく自責していた時期がありました。

目次

よく聞く言葉「他責思考をやめよう」

「他責思考をやめよう」というフレーズをよく耳にすることがあります。

これは、他人や環境のせいにするのではなく

、自分自身の行動や選択に責任を持とうという意味です。

確かに、自己責任を持つことは大切ですが、これが過度になると、

自分を必要以上に責めすぎて苦しめてしまう思考に陥りやすくなります。

真面目な人ほど刺さってしまう

「他責思考をやめよう」という言葉は、

特に真面目で責任感の強い人にとって、深く刺さる言葉です。

このような人は、自己反省を重ねるあまり、自分を過度に責める傾向があります。

結果として、自責思考に陥り、心の負担が増えてしまうことがあります。

「自責思考」は上手くいくのか?

「他責はやめて自責思考でいこう」って、ほんとにそれでうまくいくんでしょうか?

たぶんほとんど上手くいかない

実際のところ、自責思考はあまり上手くいきません。

自分を責めることで、一時的に問題を解決できたり、

自分が全てをコントロールできている(もしくはいた)ように感じるかもしれませんが、

自分じゃない何かが絶対に原因なのに、無駄に自分を責めてしまうことになり、

かえって長期的にはストレスや不安を増大させるだけです。

なんでも自分が悪い…わけがない!

なぜ自責思考は上手くいかないといえるのでしょうか?

なぜなら現実において、すべての問題が自分のせいであるわけがありません。

多くの出来事や問題は、複数の要因が絡み合っています。

そのため、全てを自分の責任と考えてしまうのは不合理ですし、

不要な責任感を背負って精神的なつらさを積み重ねてしまうのは完全に毒です。

相手が悪い時は「他責」でいい

時には、相手が明らかに悪い場合もあります。

仮に、自分の仕事にミスに、上司が怒鳴って来て、人格否定までされたとします。

自責思考で考えるなら

「この会社に入った自分が悪い」または

「この上司にこのような態度をとらせた自分に原因がある」

などといった風に考えてしまうかもしれません。

ただ、このパターンはどう考えても必要以上に怒鳴ったり人格否定をする上司がおかしいですよね。

このような時は、当然ですが自分を責める必要はありません。

相手の行動や状況を適切に評価し、責任の所在を正しく認識することが重要です。

自分が明らかに悪い部分は必要分の反省をする

もちろん、自分が明らかに間違った場合は、適切な反省をすることが大切です。

仕事でミスをしたなら、ミスに対して反省し、時には謝罪し、今後を改めていく決意をしましょう。

ただし、その反省は過度にならなくていいです。

必要な部分だけを反省し、改善策を考えることで、前向きに進むことができます。

誰も悪くないこともある

また、時には誰も悪くないこともあります。

自然災害や不可抗力による出来事など、誰の責任でもないこともあります。

このような場合は、自分を責めずに受け入れることが大切です。

ユウキ

絶対誰かが悪い、と言い切れないことだって山ほどありますよね

なんとなく、責任持っちゃってませんか?

日常生活の中で、なんとなく自分が責任を感じてしまうことはありませんか?

これは、無意識のうちに自分を責める思考パターンが身についている可能性があります。

このような思考から脱却するためには、意識的に自分を責めないようにする練習が必要です。

自分でよく考え、感じ取る練習をしよう

「なんか嫌われた、自分の何かが悪いんだ」

「仕事がうまくいかない、スキルのない自分が悪い」

「病気になった、不摂生な自分が悪い」

そんな風に思考停止で自分を責めてはいけません。

ちゃんと別に原因があるときもあるし、誰のせいでもない時もあるのです。

これは自分悪くないよね、とその時々の状況で柔軟に感じ取って考えることが大事です。

出来事や状況によって柔軟に考えること

出来事や状況によって、柔軟に考えることが重要です。

とにかく何か起こったらまず自分を責めるのが自責思考だと勘違いするのはやめましょう。

一つのパターンに固執せず、状況に応じた対応を心がけましょう。

変なルールで縛らないこと

自分自身に対して、過度なルールを課さないようにしましょう。

とにかくまずは自分を責める、といったルールなら精神的によくないのですぐやめたほうがいいでしょう。

「こうでなければならない」という思い込みも、心の負担を増やす原因となります。

聞き心地のいいフレーズに騙されないこと

世の中には、聞き心地のいいフレーズがたくさんありますが、

それらに騙されないようにしましょう。

特に、「他責じゃなくて自責!」など、インフルエンサーとかが言いそうな偏った言葉は

なんかパワーが強くて聞き心地がよかったり、

偉人の名言っぽくてなんか残ってしまうのですが、

自分にとって本当に必要なことを見極めることが大切で、

本当にそうかな?と疑うことや、

自分の価値観に沿う言葉かな?ということを考える習慣もつけておくといいですね。

まとめ

自責思考に疲れた時は、自分を責めるのではなく、柔軟な考え方を持つことが大切です。

自分自身を大切にし、過度な責任感を持たずに、必要な反省と適切な対応を心がけましょう。

あなたが心の負担を軽減し、前向きに生きる手助けとなれば幸いです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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