今回は書く瞑想といわれる「ジャーナリング」について紹介しようと思います。
ジャーナリングとは
ジャーナリングとは、日常の出来事や感じたこと、考えたことをノートなどに一定時間とにかく書いて、
自分自身の思考や心の状態、置かれた状況や課題を整理しながら自分自身を見つめる手法です。
これによってストレスや不安の軽減など、様々な良い効果があることが実証されています。
基本的には「一定時間、思ったことをとにかく書くこと」だと思ってもらえれば大丈夫です。
ジャーナリングの効果
ジャーナリングの効果には主に以下のようなものがあります。
- 思考が整理される
- 心のモヤモヤが解消される
- ストレスや不安が軽減される
- 課題に対する解決策が見えてくる
- 心身の健康が向上する
実は挙げるとキリがないほど良い効果があります。
上記のほかにも、ジャーナリングをすることで、自分の感情や考えに対する洞察を深められるので、
自分自身が抱える課題や置かれた状況客観的に捉える能力が向上します。
また、定期的に自分の感じたことを言葉にすることで、言語化能力も鍛えられます。
なによりも、ストレスや不安の軽減ができることが一番の効果です。
ジャーナリングのやり方
ジャーナリングのやり方は簡単です。
始めるにはまずノートとペンを手に取ることから。
気になることやその日の出来事、自分の感じたことを素直に書き出してみましょう。
とにかく思い浮かんだことを書いてください。
「今日一番うれしかったことは」でもいいし、「今の自分の状況について」でもいいです。
「これについて書くべきか？」などと考えず、あなたが思いついたことに対して、思うように書きましょう。
書くときには以下のような点を意識するといいです。
・決めた時間とにかく書き続ける
・頭で考えすぎず手を動かす
・静かで集中できる場所で行う
・感じたままの気持ちや表現で書く
・誤字脱字を気にしない
これらを意識することでジャーナリング効果を最大化できます。
ジャーナリングのツール
ジャーナリングをするには手書きのノートを使うのが一般的です。
手書きで書くことで、感情や思考が直接ペンを通して紙に伝わり、深い思考の振り返りが期待できます。
デジタルなものでいえば、最近では専用のジャーナリングアプリも多数登場しています。
メンタルヘルスに特化したアプリなら、機能も充実していて日常に取り入れやすくなっています。
また、個人的にはNotionやその他自分がよく使っているノートアプリなどでも効果はあると思います。
手書きかアプリか、どちらでも効果はあるので深く考えすぎず、やりやすい方を選びましょう。
ジャーナリングとマインドフルネスの共通点
ジャーナリングとマインドフルネスには実は大きな共通点があります。
それは、どちらも”現在の自分”に意識を向け、感情や思考などの内面と向き合っていくという点です。
ジャーナリングは文字によって、マインドフルネスは瞑想によって、それぞれ形は違えど、
心や思考の整理を行う手段として有効というのには変わりないというわけですね。
皆さんも日常にジャーナリングを取り入れてみませんか。
